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水、ポビドンヨードによるうがいで上気道感染は予防できますか?

ご訪問ありがとうございます。

 

先ほど、あるSNSにて、にわかに「うがい」について盛り上がっていたので、少しうがいについて調べてみました。

 

参考文献 Prevention of Upper Respiratory Tract Infections by Gargling

リンク  https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16242593

 

PMID: 16242593

 

ランダム化されているか?

→されている

 

研究デザイン:ランダム化

 

論文のPECO

P:健康な18~65歳のボランティア387名

E:①水でうがい(水うがい群)

  ②ポビドンヨードでうがい(ポビドンヨードうがい群)

C:日常ケア(コントロール群)

O:(Primary) 上気道感染の発生率(自己管理記録による)

 (Secondary)上気道感染の重症度

 

 ※除外基準

アブストには記載なし

 

サンプルサイズ

アブストには記載なし

 

一次アウトカムは明確か?

→明確

 

真のアウトカムか?

→真のアウトカム

 

盲検化されているか?

→記載は無い(うがいするorしないは盲検化出来ないと思われる…)

 

ITT解析を行われているか?

→されている

 

追跡期間

→60日間

 

脱落率は結果を覆すほどあるか?

アブストに記載は無いが、おそらく追跡率は100%に近いと思われる

 

結果

上気道感染の発生率

・コントロール群:0.26エピソード/30人日

 

・水うがい群:0.17エピソード/30人日

vs コントロール RR=0.64 (95%CI:0.41-0.99)

 

ポビドンヨードうがい群:0.24エピソード/30人日

vs コントロール RR=0.89 (95%CI:0.60-1.33)

 

感想

アブストしか読めず残念だが、コントロール群と比較してポビドンヨードうがいで上気道感染は予防効果が非常に小さい可能性が示唆されている。

コントロール群では、1日で30人のうち0.26人、水うがい群では1日で30人のうち0.17人が上気道感染に罹患する可能性がある。その差は0.09エピソード/30人日となる。60日間追跡すると、0.09×60/30人=5.4人となる。つまり、うがいしない場合に比べて水うがいを行うと60日で5人が上気道感染症を免れる可能性がある。ということでOKかな?「人年」とか「人日」に慣れていないため解釈があっているのか不安。

こちらの結果のみからだと、上気道感染症予防には、わざわざポビドンヨードを使わなくても、水うがいでも十分なのではないかと思ってしまった。

 

とりあえず僕は、帰宅後の水うがいはいつも通り、毎日欠かさないようにしていこうと思います。

 

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。