2016-01-01から1年間の記事一覧
ご訪問ありがとうございます。 今回は、H2ブロッカーの服用と認知機能障害についてです。 参考文献 Histamine-2 Receptor Antagonist Use and Incident Dementia inan Older Cohort リンク http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21314645 研究デザイン:前向…
ご訪問ありがとうございます。 今回は、チアゾリジン系薬(TZD薬)と骨折リスクについてです。 チアゾリジン系薬のうち、国内で使われているのはピオグリタゾンですね。 恥ずかしながら、先週の糖尿病の勉強会に参加するまで、チアゾリジン系薬と骨折関連に…
ご訪問頂きありがとうございます。 8月6日(土)の21:00頃から、第2回居酒屋抄読会を行い、リアルタイムでツイキャス配信します。 今回は、大阪の難波の居酒屋より配信予定です。 第1回居酒屋抄読会と同じく、個室居酒屋で、お酒を飲みながら、のんびり、ま…
ご訪問ありがとうございます。 昨日、社内で糖尿病についての勉強会があり、それに関連した論文をということで、DPP-4阻害薬のシタグリプチンと心血管イベントの関連について論文を探してみました。 参考文献 Effect of Sitagliptin on Cardiovascular Outco…
ご訪問ありがとうございます。 先日、在宅の往診同行時に、往診Drから「PPIなんかずっと飲んでても何も悪いことは無いよね」って言われ、内心、「いやいや、そんなことはないやろ~」と思いながらも、具体的な情報を持っていなかったため、苦笑いするしかな…
ご訪問ありがとうございます。 今回は、割と有名な報告かも知れませんが、血糖値のコントロールと予後に関する論文です。 参考文献 Effects of Intensive Glucose Lowering in Type 2 Diabetes リンク http://www.nejm.org/doi/pdf/10.1056/NEJMoa0802743 研…
ご訪問ありがとうございます。 今回は、前から気になっていたスボレキサント(商品名:ベルソムラ)に関してです。 先ず、スボレキサントについて簡単にまとめてみます。 スボレキサントは、オレキシン受容体拮抗薬に分類されます。 オレキシンは、脳の覚醒…
ご訪問ありがとうございます。 以前、どこかで(金芳堂から出ている、薬のデギュスタシオンだったかな?)セレコキシブ服用で心血管イベントが増える!というような事を見たような気がして、論文を探してみました。 参考文献 Risk of cardiovascular events …
ご訪問ありがとうございます。 前回に引き続き、EPA/DHA関連になりますが、今回は心血管疾患のハイリスク患者を対象として総死亡について研究した論文です。 参考文献 Omega-3 fatty acids in high-risk cardiovascular patients: a meta-analysis of random…
ご訪問ありがとうございます。 今回は、これまでにも2回取り上げさせて頂いたことのある、ω3系脂肪酸についてです。 参考文献 Omega-3 Dietary Supplements and the Risk of Cardiovascular Events: A Systematic Review リンク http://www.ncbi.nlm.nih.gov…
ご訪問ありがとうございます。 今回は、NSAIDの中でもCOX-2選択性の高いセレコキシブとエトドラクの比較を知りたいと思い、論文を検索したところ以下の論文がヒットしました。 「etodolac celecoxib」でScopeを「Narrow」で検索したらRCTは1本しかヒットしま…
ご訪問頂きありがとうございます。 今回は、尿酸値と心血管イベントの関連性についてです。 尿酸値と言えば、痛風が第一に頭に思い浮かぶ方も多いと思います。 しかし、死亡リスクなどはどうなのか、具体的には知らないので高尿酸血症と死亡に関する論文を検…
ご訪問ありがとうございます。 6/18(土)の21:00頃から、zuratomo(ずらとも)先生と、EBM学習初心者の私、にいやんの2人で、居酒屋抄読会を行い、リアルタイムでツイキャス配信します。 大阪の梅田の個室居酒屋で、お酒を飲みながら、のんびり、まったり、…
整形外科領域でよくエペリゾンが使われますが、果たしてその効果は如何に?と思っていて、エペリゾンの論文を検索したところ、以下の論文が引っかかりました。 変形性関節症患者へ、NSAIDのエトドラクを単独で使うのと、そこにエペリゾンを上乗せするのの比…
6/18(土)の夜、もう1名の薬剤師の先生と居酒屋抄読会の開催を予定しております。 JJCLIP(薬剤師のジャーナルクラブ)という、僕たちが日ごろから拝聴し、勉強させて頂いている、本家のインターネット抄読会の配信があるのですが、そちらを参考にさせて頂…
今回は、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)のエビスタと、ビスホスホネート系のボナロンの比較です。 僕の印象として、骨密度に対してはビスホスホネート系の方が優れているのかな?という印象でしたが、骨折発生に関してはどうなんだろうとい…
今回は、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM)のエビスタと、ビスホスホネート系のボナロンの比較です。 僕の印象として、骨密度に対してはビスホスホネート系の方が優れているのかな?という印象でしたが、骨折発生に関してはどうなんだろうとい…
今回は、骨粗鬆症治療に使われる、ビタミンD3製剤のエディロールとアルファロールについてです。 いずれも、活性型ビタミンD3製剤ですが、エディロールの方が効果が高いという印象でしょうか。 アルファロールは、骨粗鬆症に加え、ビタミンD代謝異常に伴う諸…
前回の記事に引き続き、今回もEPA、DHAに関してです。 昨夜、ある先生より最近はEPAとうつ病等の精神科領域の関連が熱い!と教えて頂きました。 そこで、今日はEPAとうつ病の論文を読んでみました。 こちらの論文はメタ分析の論文になります。 Combined appl…
今回は少し趣向の変わった、第6弾! 日頃、ダイエットに苦しむ方も多いと思うし、日ごろの服薬指導を通しても、「体重を落としなさいと言われた」とおっしゃる方多いですね。 「何か痩せる薬無いかな?」とおっしゃる方もいらっしゃいます。処方で出るとした…
第5弾。今回は、クレメジン(AST-120)についてです。 クレメジンと聞くと、ジャリジャリして飲みにくく、コンプライアンスも悪くなりがちな薬の代表格なイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか? 自分もサンプルを飲んでみたことがありますが、歯…
第4弾は、ラメルテオン(ロゼレム)の睡眠に与える影響を調べてみました。 武田薬品から発売されている、睡眠薬です。 これまでの睡眠薬とは異なる作用機序で、ラメルテオンはメラトニン受容体作動薬です。 これまでの睡眠薬とは異なり、強引に眠らせるのでは…
ご訪問頂きありがとうございます。 始めたばかりのブログですが、何とか継続して、これが第3弾になります。 第3弾は抗アレルギー点眼についてです。 自分は花粉症持ちではない(と信じている)ので、抗アレルギー点眼を使ったことは無いのですが、服薬指導をし…
始めたばかりのブログですが、なんとか第2弾書きました。 第2弾は、ピロリ除菌についてです。 ピロリ除菌療法には、PPIなりP-CABなりを含む3剤併用療法が用いられますが、そもそもピロリ菌の除菌では、なぜ胃酸を抑える必要があるのでしょうか? ピロリ菌の…
初めての投稿になります。 大阪で薬局薬剤師をしています。 薬の専門家として、薬に関するありとあらゆる情報を吟味して、どれだけ現場で使えるか判断する力を磨いていきたいと考えています。ブログは初めてなので至らない点も多々あると思いますが、ご容赦…